亀田製菓が使用する原材料の一部に中国産が含まれていることが注目されています。
ことの発端は、2024年12月に、亀田製菓のインド出身のCEOが「日本はさらなる移民受け入れを」と発言し大炎上したことでした。
その後、亀田製菓の不買運動が起きていますよね。
この不買運動が、亀田製菓の中国産原材料に対する関心を一層高めることとなっているのです。
株価も下落しているね…
そこで今回は、
- 亀田製菓で中国産が販売されたのはいつからか
- どの製品で中国産が使われているのか
調査しました。
商品は一覧でチェックできますので、気になる方は是非ご参考になさってください。
亀田製菓の中国産は2008年から!
亀田製菓は2003年に青島亀田食品有限公司を中国で設立しています。
亀田製菓(株)(新潟県亀田町、025・382・2111、金津猛社長)は、中国の山東省青島経済技術開発区に現地法人・青島亀田食品有限公司を設立。12月ごろから工場を稼働させ米菓を生産する。
日本食糧新聞(2003年1月17日)
そして、2008年一部製品で中国産の原料を使用開始し、米菓を販売始めました。
18年も前から中国産は始まってたのね
2013年には、多くの製品で中国産米が使用。
「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」といった人気商品においても、中国産原材料が使用されています。
亀田製菓の中国産は「梅の香巻」のみ
亀田製菓の商品で中国産はどれでしょうか。
調べると、現在「中国産」(※中国産の原料で中国で製造している)の商品は「梅の香巻」のみでした。
もち米→中国産
「梅の香巻」は、中国「青島亀田食品有限公司」で、厳しい品質チェックのもと生産されているとのこと。
中国製品で、日本に輸入している商品は一つだけとなります。
【亀田製菓】中国産を使用している具体的な製品一覧
亀田製菓で、中国産の原料を使用している商品を調べると「梅の香巻」の他は以下の通りでした。
- 120g 亀田のつまみ種→もち米・うるち米・寒梅粉
- 532g 亀田の柿の種 たっぷりピーナッツ 16袋詰→ピーナッツ
- 25g 梅のり巻→もち米
- 85g 海苔ピーパック→もち米
- 亀田の彩(いろどり)めぐり七種→もち米
- 135g 亀田の柿の種 ピーナッツだけ 6袋詰→ピーナッツ
- 95g 午後のつまみ種→うるち米・米粉
- 95g 冬のつまみ種→植物油
①120g 亀田のつまみ種→もち米・うるち米・寒梅粉
亀田のつまみ種は、以下の3点で中国産が使用されています。
- 米粉(うるち米(国産)、もち米(タイ産、中国産))
- うるち米(中国産、米国産、国産)
- 寒梅粉(中国産)
タイ産やアメリカ産も使用されてるのね!
②532g 亀田の柿の種 たっぷりピーナッツ 16袋詰→ピーナッツ
亀田の柿の種 たっぷりピーナッツでは、
ピーナッツが中国産です。
③25g 梅のり巻→もち米
梅のり巻は、もち米が中国産、タイ産が使用されています。
④85g 海苔ピーパック→もち米
海苔ピーパックは、もち米に中国産、タイ産が使用されています。
⑤亀田の彩(いろどり)めぐり七種→もち米
亀田の彩(いろどり)めぐり七種は、「梅のり巻」のもち米が、中国産です。
⑥135g 亀田の柿の種 ピーナッツだけ 6袋詰→ピーナッツ
亀田の柿の種 ピーナッツだけ 6袋詰は、ピーナッツが中国産です。
⑦95g 午後のつまみ種→うるち米・米粉
午後のつまみ種は、うるち米が、中国産、米国産、国産。また、
米粉の原料、もち米がタイ産、中国産です。
⑧95g 冬のつまみ種→植物油
冬のつまみ種は植物油脂が中国製造の物が使われています。
中国産の原材料を使用している商品は以上ですが、時期によって規格変更があるようです。
購入する際にパッケージにある原材料表示を必ず確認してくださいね!
理由4つ!亀田製菓の中国産原材料の使用はなぜ?
亀田製菓の製品に中国産原材料が使用されるのはなぜでしょうか。
理由は以下の4つが考えられます
- コスト削減→製造コストを抑えることができる
- 生産効率の向上→工場(中国)での生産体制を整えられる。製品の需要に応じた生産が可能
- 海外市場への進出→中国市場への拡大
- 顧客ニーズに応える→価格競争が激しい市場において、コストを抑えつつ品質を維持する商品作りが可能
これらの要因が重なり、亀田製菓は中国産原材料の使用を拡大することになりました。
たしかに、亀田製菓の商品は手に取りやすい価格帯なのも魅力の一つ。
原産国を海外産にすることで、低価格化が実現しているというわけですね!
企業努力と言えるよね!
世間の声は?
亀田製菓の不買運動に参加するのは社長がインド出身だからではありません。理由は移民政策を肯定する発言をしたことと、日本産の原材料を中国産に移行させて政府の移民政策を応援していることです。私も亀田製菓が方針を変えるまで亀田製菓の菓子は買いません。 pic.twitter.com/bQq688FyO2
— 政治「日本を豊かに、強く。」 (@4Fgw7w51Vg2555) January 12, 2025
亀田製菓が中国米だというけれど、亀田製菓にも国産米の商品はあるし、逆にxで持ち上げられている三幸製菓だって中国米を使用した米菓はある。
— りょうへい19841118 (@ryouhei19841118) January 13, 2025
つまり、購入の都度表示を確認して、産地や工場の場所を確認しましょうということ。 pic.twitter.com/SZT0a8sW7s
確かに、季節によっても原料の産地が変わるので、都度私たち自身がチェックする必要はありそうですね。
亀田製菓のデマって本気で信じてる人が意外にいるのか。
— つかれたくま (@YYYlllbYYY) January 13, 2025
移民発言はそもそもしてないし、中国産なのは梅の香巻だけ、中国工場は2003年からあって最近できたようなものではない。
いわゆる海外マスゴミのデマに乗っかって日本企業叩きとは情けない。 https://t.co/7MTkMBhePJ
確かに、インド人であるCEOの発言は、「労働力不足の解消策として移民の受け入れが必要」という見解を述べました。
「インド人乗っ取り」のように報道されているのは、どこか意図的な何かを読み取ることもできます…。
「亀田製菓」
— Goofylove (@Mayagoofy1) January 13, 2025
別にインド人が社長なのはいいんだけれど、(移民についての発言は別として)
何が嫌かって中国産の米を使って中国の工場で生産してるっていうね😂😳
米どころ一位新潟の会社なのに?ってなるのよ
中国産は信用できないの😢
確かに、主原料である「お米」が中国産というのはちょっと残念になる気持ちはわかります。
亀田製菓が中国産で大炎上してる横で越後製菓は国産材料を使用しているのを知った。
— 忠之介 (@chunosuke) January 13, 2025
正解は越後製菓! pic.twitter.com/ixyKj6QB8j
まとめ
亀田製菓の中国産はいつからか、ということで調べた結果、2008年から一部の商品で中国産が販売されていることがわかりました。
中国生産の商品は「梅の香巻」ただ1つのようですが、
中国産の原料を使用している米菓の以下の通り。
- 120g 亀田のつまみ種→もち米・うるち米・寒梅粉
- 532g 亀田の柿の種 たっぷりピーナッツ 16袋詰→ピーナッツ
- 25g 梅のり巻→もち米
- 85g 海苔ピーパック→もち米
- 亀田の彩(いろどり)めぐり七種→もち米
- 135g 亀田の柿の種 ピーナッツだけ 6袋詰→ピーナッツ
- 95g 午後のつまみ種→うるち米・米粉
- 95g 冬のつまみ種→植物油
また中国産を利用している理由は以下の通りです。
- コスト削減
- 生産効率の向上
- 中国市場への拡大
- 顧客ニーズに応える
主原料のうるち米が中国産となっていることにはやや驚きますよね!
しかし、原産国はしっかり明記されており、消費者をだましていたわけではありません。
食品は口に入れるものですし、気になる場合は、消費者が食品の表記をしっかり見る必要があると言えます。
亀田製菓の会長インド人は何者?
亀田製菓会長の家族は?子供は何人?